知りたい!機械のしくみ
 

加飾フィルムを製造している世界的な会社

蚊谷要平氏が代表をつとめるカタニ産業株式会社は、明治32年に創業した老舗です。

本社は石川県金沢市にあり、日本国内に5つの支社があります。

そのうち3つは東京と大阪、名古屋の三大都市です。

くわえて海外に8つの営業拠点を構えています。

創業当時は初代社長が金箔製造をしていましたが、昭和25年に改組して現在の体制になりました。

初の海外進出シンガポールで、昭和62年のことです。

事業内容は金属関連の製造加工業で、とくに金属箔の加工と金銀糸の製造に力を入れています。

この会社の強みは、ボトルなどのアイテムに加飾する優れた加飾フィルムをつくる技術を持っていることです

転写の基本的な原理は、シリコンロールで転写箔の絵柄とアイテムに圧力を加えて、絵柄をアイテムにうつすことです。

もっとも一般的な転写はホットスタンプ箔で、機械を使って熱と圧力を加えて絵柄をうつします。

プラスチックや金属、木などにうつすことが可能ですから家電や携帯電話など、身近なものにも使われています。

スクリーン転写箔は、ロールスクリーン印刷機を使用するものです。

多色遣いをできることがメリットで、複雑なデザインのものや印象的なデザインのものを作りたいときに役立ちます。

シュリンクフィルムにホットスタンピングをすることも可能です。

このフィルムは熱で縮む性質を利用したもので、包装などに使用されています。

金属感のある箔押しやマット風などをあしらって、他の包装とはひと味もふた味も違う仕上がりを実現できます。